老化予防と食事
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胃腸病と食事の関係
管理栄養士 鈴木久美子の「健康の泉」



若さを保つための食事は?!

いつまでも若く・・・とは 誰もが願うことですが 年齢と共に体の様々な器官の働きは衰え 「老化」は我々に否応なしに訪れてきます。毎日摂る食事の中で 老化と繋がりの深い栄養素とは・・・一体どんなものがあるのでしょうか?

ポリフェノールの抗酸化作用!
植物の色素には 癌や老化を予防する成分が含まれていると言われています。 その中でも 最近よく話題になるポリフェノール類。

赤ワインで一躍有名になったことはまだ記憶に新しいことです。 それらが注目されるのは 生体防御に対する働きで 免疫機能を強化することや 活性酸素から体を守る抗酸化的な働きが体を守ってくれると言われるためです。
ところで 活性酸素とは?

人間にとって酸素は生きるために欠かせないものですが 一部は通常より活性化された酸素となって細胞や遺伝子を傷つけたりします。

活性酸素は細菌を殺したりホルモンを作ったりなど重要な働きをしますが 一方では過剰に出来た活性酸素が 細胞を作るたんぱく質を変性させたり 体をサビさせ老化や動脈硬化や癌などたくさんの病気の原因となってしまうのです。

それを防ぐためには 体が酸化されないように うまく抗酸化作用を持つものを摂りいれることが必要になります。 ポリフェノールは抗酸化を持つ食べ物として注目されてきているもののひとつで 現在も研究が進めれています。

このポリフェノールとは 植物が光合成を行うときに変化してできた物質の総称で 緑茶や紅茶・ウーロン茶・チョコレートやココア・赤ワイン・ゴマ・大豆製品・柑橘類といったいろいろな食品に含まれています。

例えば 緑茶には癌の予防から抗菌作用まで期待されている フラボノイド類に属するカテキンが 紅茶にはカテキン以外に発酵の段階で作られるテアフラビンが含まれています。

チョコレートやココアに含まれるカカオマスポリフェノールはエピカテキン・クロバミド・ケルセチンなどのポリフェノールで強い抗酸化力が認められ実験でも胃潰瘍を抑制する効果があることがわかっています。

赤ワインにはタンニン・カテキン・シンプルポリフェノール・アントシアニン・フラボノールなどの種類のポリフェノールが含まれています。

最近注目されている 豆腐や納豆の大豆製品に含まれるイソフラボンは 癌予防や女性の更年期の症状の緩和に効果があると言われています。

他にも 春菊・ほうれん草・ミツバ・サヤインゲン・玉葱などにも含まれます。
細胞内の酸化を防止するビタミンE・C・β−カロチン!
老化を予防するビタミンと言えば まず「ビタミンE」の存在が欠かないのですが ビタミンEは活性酸素と結合して活性酸素をおとなしくさせる働きをします。

つまり 活性酸素と戦う戦士(スカベンジャー)というわけで 活性酸素や過酸化脂質などのフリーラジカルと呼ばれる不安定な物質と自ら結合して安定な物質に変え 悪い働きを抑えることで 体内では老化の防止をはじめ癌や動脈硬化を予防する重要なビタミンです。

しかし ビタミンE自体は働きに限りがあり すぐに底が尽きてしまうので その身を犠牲にして働きを助けるのがビタミンCの役目で ビタミンEの働きをサポートする大切な相棒として働いています。

つまり ビタミンEとCは協力しあいながら 体内の酸化によっておこる障害から身を守ってくれているというわけです。
最近では ビタミンEだけをたくさんとっても ビタミンCがなければその働きは十分にはされないので 両方のバランスが大事ということが解ってきています。

またβ−カロチンも ビタミンEの抗酸化作用を助ける働きをしています。 ビタミンEが十分な戦士として働くためには ビタミンCやβ−カロチンも同時に必要となるというわけです。

またβ−カロチン自体 独自で自らも抗酸化力を持っていて老化予防の働きをしています。
β−カロチン以外のカロチン類やビタミンAにも抗酸化力があり カロチンの中でもトマトやスイカの赤い色に含まれるリコピンや柑橘類の黄色に含まれるβ−クリプトキサンチンなどはβ−カロチンに劣らない抗酸化力が期待されています。

血管の若さを保つたんぱく質やビタミンC
代謝促進のためのビタミン!
体は常に細胞分裂を繰り返し 新しく作り替えられていますがそこで必要なのがたんぱく質です。 血管はいつまでも弾力性に富み 動脈硬化などの病気がおこらないようにすることが大切です。

そのためには 必要なたんぱく質が確保されることが大事です。 ビタミンCはその働きを助けることや 肌に張りを与えしみなどを予防し 免疫力を高めストレスから体を防御するなど老化予防に欠かせないものです。 また 摂取した糖
質・たんぱく質・脂質はうまく代謝させることも重要で そのためにはビタミンB群の働きも欠かせません。

食物繊維の役割!
便秘がちの状態は体内に不要な老廃物を蓄積させ 肌荒れなどの原因になります。 また 食物繊維の少ない生活は肥満をはじめ生活習慣病の引き金となり 老化を促進させる要因となります。 食物繊維の働きは 水溶性食物繊維と不溶性食物繊維によってその働きに違いがありますが、 例えば果物やコンニャク・海藻などに含まれる水溶性食物繊維には血中コレステロールを低下させる働きなどがあり 一方で不溶性食物繊維には便通を整える作用があります。
それ以外にも有害物質の排泄や 血糖のコントロールなどの働きもあり 肥満・糖尿病・癌・高脂血症・高血圧・胆石などの病気の予防に役立ちます。 また 噛む回数が増えることで脳を刺激し脳の活性化にも役立ちます。

骨や歯の強化!
高齢者にとって 骨粗鬆症はねたきりを招く重大な問題。予防のためには カルシウムやビタミンDなど骨と関係するビタミンやミネラルを十分に摂ることも必要となります! また その他にも肌の老化防止や味覚障害と関係する亜鉛も老化と繋がりの深いミネラルです。

どんな食べ物が老化予防に?
ほうれん草のアーモンド和え・・・・アーモンドはミキサーにかけて細かくする。ほうれん草はゆでて食べやすい大きさに切りそろえる。







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